スパッタリングの作品を仕上げた
生徒達が次々と金網に作品を
挟んでいく。

天宮は鈴宮に「鈴宮、終わった?」
と声をかけ、一緒に金網のある
奥の制作室に移動した。

生徒達が席に戻ったのを確認すると、
担任は「出来上がったスパッタリングの作品は次回、授業で発表して
もらうからな」と告知した。

一部の生徒達は「えーっ」と
ぼやく中、大半の生徒は
「わかりました」と返事した。
そこで美術の授業は終了した。

鈴宮が教室に戻ると、生徒達は
帰る準備をしている。