何が何だか理解しきれていなくてまだ頭がぼーっとする。
だから上の空だだったのだ。
「あれ?もしかして俺がかっこよくて見惚れちゃってた?」
「そ、そんなわけないじゃないですか!」
「俺は今、愛ちゃんが可愛くてしかたないけどね〜?」
そう大声で叫ぶ先輩。
「ちょ、ちょっと声が大きいですから!」
「そう?俺はみんなに愛ちゃんの可愛さをもっと知ってもらいたいくらいだけどね」
そんなの私だってそう思ってますけど………。
今日の先輩はいつもよりかっこよく決まっていて視界に入るだけでドキッとしてしまう。
「何?俺のことそんな見つめて」
「

