「…別に何とも。つか、友達だと思ってるし」 友達ねえ…… 友達でもあんな言い方するわけ? 全く男子って理解できない。 「…そうなんだ。アルバムありがとう。そろそろ帰るね」 あたしは立ち上がって靴を履こうとした。 「ちょっと待って!!」 あたしは思わずびっくりした。 急に大きな声出して…何なの? 「何?」 レイの顔は少し赤かった。