その時だった。玄関のドアが開く音がした。 「兄さん」 徹の視線の先を見ると、身長が高く、色白で目のあたりまで伸ばした黒髪が特徴的な男の人が立っていた。 「徹の…お兄さん。あの、まずたすけてください!彼を拘束してくれませんか!?急に暴れちゃって」 すると、徹の兄はゆっくりと歩きながら拓也に近づき、拓也のみぞおちを殴った。 すると、拓也は気を失った。