殺人薬



その時だった。突然拓也が唸り声を上げ苦しそうにしだしたのだ。

「どうした!?拓也!!」

「あぁぁぁ…苦し…い!!」

胸元を抑え、息を荒らげている。

花は見た。拓也の目は莉咲のように充血して限界までカッと開いていた。

もしかして…。莉咲や優と同じように?

「……てえ。…ろしてえ。殺してえ!」

ハッキリと聞こえた。