「うん、あげたよ。病んで学校を休んでいた時、僕の兄が薬剤師なんだけど、それを話したら、
ある時莉咲から連絡がきて、精神安定剤を欲しいって。それで、あげたんだ」
「なるほどな。その精神安定剤って普通のやつか?なにか副作用とかは…」
「ないと思うよ、お兄ちゃんが説明してくれたからね」
「やっぱりそうだよな、ごめん、ただそれを聞きたかっただけなんだ」
「もしかして、僕のこと…疑ってた?」
裕斗は慌てて首を横に振る。
「いや、まさか!そもそも精神安定剤が原因なんておかしいし、ただ、疑問に思っただけだよ」
すると、拓也が言った。
