殺人薬


花は思わず目をつぶった。

「おい!!やめろって!」

拓也は優を止めようと駆け寄ろうとした。

「来ないで!来たらどーなるかわかるよね?」

一瞬の出来事だった。優はナイフを震える手で自身の心臓目掛けて一気に刺したのだ。

「あっ…」

花は愕然とした。さっきまでは解決を考える流れになっていたのに、急にこんな事になるなんて。

「たく…や…ありが…とね。私、拓也のこと…すきなのかも…」