殺人薬



そんなことを不安に思った。

「あら、花、クマひどいよ?大丈夫?」

母が玄関に慌てて駆け寄ってきた。

花は力なく頷いた。

「うん、ちょっと寝れなかっただけ」

「学校行けるの?」

「…行くしかないの。行ってきます」

そして、家を出た。

学校に着くと優が下駄箱で待ち伏せしていた。

「あ、花。おはよ、あっちで話そ」

「うん。おはよ。わかった」

そして、莉咲の時のようにあの花壇の前のベンチに座った。