「おかしい?なにがあったの?途切れ途切れであんまり聞こえないの!」 『だから……も……かもしれな…』 ——プツ 電話はそこで切れてしまった。 花はなにか嫌な予感が的中したんだと感じた。 あの様子はなにか優の身に起きたのかもしれない。そう思ったらいても経ってもいられなかった。 しかし、今はどうすることもできない。 電話でゴーゴーと風の音が聞こえたのを思い出した。 ——ということは外にいるのだろうか。