徹がふと足を止めた。 「ねえ、これってなんだろう?」 徹の指す方を見るとそこには本棚の本と本の間に挟まれた小さな瓶が隠すように置いてあった。 花は何か不吉な予感を感じた。それに触れてはいけないような、なんとも言えない感覚だった。 「なんだ?」 「瓶?」 よく見ると瓶の中には薬が入っていた。 「なんの薬だろう?」 拓也が面白がって本棚からその瓶を取り出した。 「これはもしや、悪の薬ってやつか?大麻とか覚せい剤とかさ」 「怖いこと言わないでよ」 莉咲が思わずツッコんだ。