殺人薬


起きてからも無言でずっと座ったまま1歩も動かずに考えていた。

隣をふと見ると眠っている裕斗と徹の姿があった。

2人の目には涙の跡があった。

涙を服の袖で拭ってあげた。

そして徹は胎児のように体を丸めながら寝ていた。

その光景を微笑ましく花は見ていた。

この時だけは現実を忘れれた。