すると兄はゆっくりと首を縦に振った。 「恐らくそれが原因だ」 「あ、さっき拓也が裕斗を噛んだ時、傷口から拓也の唾液が入り込んだ。だから、裕斗も…」 「そういう事だ。そんなことより、徹。僕を…僕を捨てないでくれ!し、知らなかったんだ!そんなこと」