『兄さん、精神安定剤ってある?僕の友達が欲しいって』 聞くと、その友達は一緒に肝試しに行った人だった。 そして精神安定剤と嘘をついてその薬を渡した」 得意げに語っていた。少し興奮しているのかハァハァと息を荒らげていた。 「てことは、その薬が精神安定剤と思った莉咲は不安がっていた優にも渡した。そして、優も…」 「そういうことだ」 徹は泣いていた。