緑くんが言っていた通り、少しだけちくちくする感覚が走った。
「できた」
私たちがいた玄関においてある姿鏡で少し痛みが走った所を見ると、髪の毛で隠れる場所に赤く少しだけ腫れているものが見えた。
「これって……」
緑くんは私にキスマークをつけたらしい。
「嫌だった?」
ニヤニヤしながら聞いてくる緑くん。
嫌じゃないってわかってつけたくせに……。
「そんなわけない……」
「照れてるの可愛いね?」
とことん私のことを面白がる緑くんでした。
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