布団に包まり、四鬼さんの言葉で頬を熱くした。
四鬼さんは本当にわたしの事を想っていてくれているのかもしれない?
「千秋様は浅見さんを本当にお好きなのですね?」
柊先生はわたしが聞いているのを承知で質問する。
「好きだよ。出逢った時からどうしようもなく惹かれて時間なんて関係ない、他の子なんてどうだっていい。柊、どうすれば良いと思う?」
「いやはや、千秋様から恋愛相談されるのは感慨深いものがあります。はぁ、妹の美雪をどう慰めたらいいでしょうね。仮初とはいえ妹は千秋様の花嫁になるべく日々努めて参りましたが」
美雪さんーーという名に可憐な容姿が過る。初めて四鬼さんと会った際、側にいた女の子はどうやら柊先生の妹だったらしい。
美雪さんはわたしと違い、ふわふわ柔らかそうな髪質でぱっちりした大きな瞳が印象的な女の子。ファッション誌の表紙を飾れそうな子だったはず。
その子よりわたしがいいと断言されると、元々無かった肯定感が揺らぐ。わたしの何処に惹かれてくれたのだろう、見当がつかない。
「美雪は父が決めた花嫁。桜子ちゃんが見付かった今、何もしてやれない。すまない」
「勘違いしないで下さい、私は責めてません。当主様の判断や千秋様の決断に異を唱える立場でないと承知しております。ただ兄として美雪を慮ったのです」
責めていないと言いながら、声音が暗い。
「すまない。美雪なら縁談に困るはずないだろうけど、その辺りのケアはきちんとする」
「ありがとうございます」
四鬼さんは本当にわたしの事を想っていてくれているのかもしれない?
「千秋様は浅見さんを本当にお好きなのですね?」
柊先生はわたしが聞いているのを承知で質問する。
「好きだよ。出逢った時からどうしようもなく惹かれて時間なんて関係ない、他の子なんてどうだっていい。柊、どうすれば良いと思う?」
「いやはや、千秋様から恋愛相談されるのは感慨深いものがあります。はぁ、妹の美雪をどう慰めたらいいでしょうね。仮初とはいえ妹は千秋様の花嫁になるべく日々努めて参りましたが」
美雪さんーーという名に可憐な容姿が過る。初めて四鬼さんと会った際、側にいた女の子はどうやら柊先生の妹だったらしい。
美雪さんはわたしと違い、ふわふわ柔らかそうな髪質でぱっちりした大きな瞳が印象的な女の子。ファッション誌の表紙を飾れそうな子だったはず。
その子よりわたしがいいと断言されると、元々無かった肯定感が揺らぐ。わたしの何処に惹かれてくれたのだろう、見当がつかない。
「美雪は父が決めた花嫁。桜子ちゃんが見付かった今、何もしてやれない。すまない」
「勘違いしないで下さい、私は責めてません。当主様の判断や千秋様の決断に異を唱える立場でないと承知しております。ただ兄として美雪を慮ったのです」
責めていないと言いながら、声音が暗い。
「すまない。美雪なら縁談に困るはずないだろうけど、その辺りのケアはきちんとする」
「ありがとうございます」

