想定外だった。
だって、あのとき……バレンタインデーの日、昼休みに偶然誰もいなくなったから、その時にチャンスだと思って、こっそり田島くんの鞄に小さなチョコを入れたのだ。
あれを見られていたなんて……!
顔から身体中、全部が熱くなるのが自分でも分かった。今の私、絶対顔が真っ赤だ。
「忘れ物をして教室に戻ってきたら、ちょうど佐倉さんが俺の机のとこにいてさ。何してるんだろうって思って、廊下で少し様子を見てたんだ。そしたら、鞄の外ポケットにチョコを入れてるのが見えた」
そこまで見られてたなら、もう言い訳はできない。入れた場所まで言い当てられてしまったのだから。
名前を書いてなくてもバレるのは当たり前だ。
「……うん、入れた。でも、返事はいいかなって思って、名前も書かずに入れたけど……田島くんに見られてたんだったら意味なかったね」
だって、あのとき……バレンタインデーの日、昼休みに偶然誰もいなくなったから、その時にチャンスだと思って、こっそり田島くんの鞄に小さなチョコを入れたのだ。
あれを見られていたなんて……!
顔から身体中、全部が熱くなるのが自分でも分かった。今の私、絶対顔が真っ赤だ。
「忘れ物をして教室に戻ってきたら、ちょうど佐倉さんが俺の机のとこにいてさ。何してるんだろうって思って、廊下で少し様子を見てたんだ。そしたら、鞄の外ポケットにチョコを入れてるのが見えた」
そこまで見られてたなら、もう言い訳はできない。入れた場所まで言い当てられてしまったのだから。
名前を書いてなくてもバレるのは当たり前だ。
「……うん、入れた。でも、返事はいいかなって思って、名前も書かずに入れたけど……田島くんに見られてたんだったら意味なかったね」



