遠藤スミレの感情が高ぶり、興奮して怒ってるのは分かる。
おそらく私に嫉妬もしてる。いつものことだから。
だけど遠藤スミレが激高すればするほど、逆に私は冷静でいられるから不思議だ。
気分が悪くなることもないし。
やっぱり相手が遠藤スミレ一人だけだから、なのかな・・。
「なんで神谷さんは私がほしいと思ってることを全部、易々と手に入れることができてるのよ!」
「遠藤さんがほしいと思ってることなんて私は知らないし分からない」
「だから・・神谷さんはいっつもそういう、“世界は自分を中心に回ってる”って態度を取ってるくせに」「ちょっと待って」
「な、なによっ」
「あなたは私とずっと一緒にいるわけじゃないのに、なんで私のことをなんでも知ってる風に、しかも決めつけて話すの。まずその前提がおかしいでしょ。それから遠藤さんの世界は遠藤さんを中心に回ってるように、私の世界が私中心に回ってるのは当然じゃない」
私はごく当たり前のことを言ったと思う。
けど遠藤スミレにとってはよほど衝撃的なことだったのか、まるで世紀の大発見をしたかのような驚きの顔で私を見ている。
文字どおり、遠藤スミレの口は開いたまま塞がってないし。
おそらく私に嫉妬もしてる。いつものことだから。
だけど遠藤スミレが激高すればするほど、逆に私は冷静でいられるから不思議だ。
気分が悪くなることもないし。
やっぱり相手が遠藤スミレ一人だけだから、なのかな・・。
「なんで神谷さんは私がほしいと思ってることを全部、易々と手に入れることができてるのよ!」
「遠藤さんがほしいと思ってることなんて私は知らないし分からない」
「だから・・神谷さんはいっつもそういう、“世界は自分を中心に回ってる”って態度を取ってるくせに」「ちょっと待って」
「な、なによっ」
「あなたは私とずっと一緒にいるわけじゃないのに、なんで私のことをなんでも知ってる風に、しかも決めつけて話すの。まずその前提がおかしいでしょ。それから遠藤さんの世界は遠藤さんを中心に回ってるように、私の世界が私中心に回ってるのは当然じゃない」
私はごく当たり前のことを言ったと思う。
けど遠藤スミレにとってはよほど衝撃的なことだったのか、まるで世紀の大発見をしたかのような驚きの顔で私を見ている。
文字どおり、遠藤スミレの口は開いたまま塞がってないし。


