真っ赤に染まる この空の下
君は流れる景色を見ながら
何を想うのだろう
目の前から君の姿がなくなり
胸が熱くなった
 
覚えているよ 君の笑顔を
目をつぶれば 思い出せるくらいに
一滴の温かなモノが流れ落ちた
 
 
もう会えないわけじゃない
そう想う事が精一杯で
 
手の届かなくなった君を
ただ胸にしまう事しか出来ないなんて
 
 
窓に映る空は なんだか淋しげ
行かないでよ 今映る白い雲
あの日の空と同じに見えた
 
 
ごめんね わがままいって困らせて
一緒に笑ったり怒ったり
時には涙を見せ合う事も出来ただろう
 
ただ 今は…
 
あの日の時間にありがとうと
言う事しか出来ない僕を 許しておくれ