いつもより大きく紅く光る月を
いつもより胸熱くして追い掛けた
 
そんなに会ってないわけじゃないのに
どうしてこんなにドキドキするのかな
キミに会えるんだと思うだけで
こんなに幸せに思うなんて
ボクの顔を映したかのように
今日の月は紅かった
 
 
キミの胸に飛び込みボクは
会えた喜びを隠すかのように
顔をうずくめキミにしがみついた
そんなボクにキミはどんな顔してたんだろう
 
あのね?
信じてないんじゃなく自信がないんだ…
キミほどの人がボクを好きでいるはずがないと…
優し過ぎるその瞳でボクを見るキミの顔
見てると急に胸が熱くなった
 
淋しくないよ…
いつもボクに言うのに今日は
そんな淋しそうな目をしないで…
 
帰り際いつもキミの手を
離す事が出来なくて
キミを困らすボクに
笑顔でいってきますって
言ってくれるのも
キミの優しさなんだよね
 
一人帰り道 月にキミを映し
何度も名前呼んでみた
 
まだキミの香り残る中
月がにじみ見えだした
 
大丈夫
ボクはキミの
キミはボクの
どこにも行かず
そばにいるから…
 
月が落ちてきた頃
夢の中でまたキミに会いに行くよ