「おー久しぶり。」
声のするほうを見ると、高明くんが手を振っていた。
「久しぶり~。」
タバコを持っていないほうの手を振る。
学校で見かけることはあっても、こうやって話すのは何週間ぶりだろう。
入学した頃のことを懐かしんでいたが、あの時と違うことがひとつだけ・・・
高明くんの後ろから、女の子が一人ついてきていた。
「最近、話す機会なかったからなぁ。元気だったか?」
「うん。」
一言返事をすると、火がつけられた高明くんのタバコの先端を見つめた。
目があわないように、ちらっと連れの女の子を見る。
この子は一体誰ですかー???


