「なんかごめんね。あたしに何も言わなかった分もユウにぶつけられたみたいでさ・・・」
さっきの言葉を思い出して謝った。
「れんが謝ることじゃないよ。シノブの言ってることは確かに当ってるし。」
イライラした口調でユウが続ける。
「たださ、自分のギターに自信過剰で俺らの事見下してるような言い方が腹立つ!」
ユウの意見そのまんまだった。
シノブは自分の腕に自信を持っている。
確かに、ギターのレベルは高い。
だけどさ、バンドって、メンバー全員の力が一つになってすごいパワーが生まれるものじゃないの?
まずはシノブと対等に意見が言えるようにならないと、あたしたちのバンドは前に進めない。
一番最初に3人であわせた時のあの感触・・・。
あんなに感動できたのは、あたしだけだったのかな・・・。


