エミは、そうだねぇと相槌を打つ程度で話の続きを待っていた。
「そう決めたら、バンド内だけで会えるだけじゃ足りなくて。もっとユウと一緒にいたいんだぁ。」
「あーわかる。もっともっと…ってどんどん欲が深くなっちゃうんだよねぇ。」
一緒にいれればいい。
最初はそれだけで幸せなはずなのに、
だんだんと欲が出てきてしまう。
「うん。それで、ライブの打ち上げの時に告白したいって思ってたんだけど…ユウのことバンド内しか知らないし。地元に彼女いるかもしれないし…。どうしても前向きな気持ちが持てなくてさ。」
エミに相談しようと決めた、ミーティングの時。
ここまで話して、アドバイスをもらおうと思ってた。
何も考えずに告白するべきなのか。
「そうだねぇ。私が、ユウの情報少しでも知ってればいいんだけどね。れんよりも話す機会ないからねぇ。」


