ROCKな人魚姫《前編》



うんうんと頷きながらエミも2本目を取りに行く。


その間も、目はあたしを捕らえたままだ。



エミが座ったのを見ると、あたしは自分の気持ちを吐き出し始めた。




「あたしね、ユウのことが好きなんだ…多分…。」


「えっ。ほんとにー!気づかなかった!いつから?」


驚いて、あたしの話に食い入る。


「ん~。いつからか自分でもわからない。」


「気づいたら…って感じなんだ?」


ユウが気になり出した頃を思い出す。