どこかの駅で電車が止まり、扉が開くタイミングで目が覚めた。
ホームの駅名を確認して、まだもう少し距離があることを確認すると、携帯を開いた。
受信:1件
シノブからだ。
《駅から会館まで距離あるから車で迎えに行く。》
駅から距離があることを今知らされたが、迎えに来てくれるし、
《了解。9時ちょっと前には着くよ。》
と返信し、またウトウトした。
次に目を覚ました時はもうシノブの地元の駅で、慌てて電車から降りた。
改札を出ると、すぐにシノブを見つけることができ、シノブの方へと向かった。
「おはよ。さすがに早すぎたな。」
寝不足なのか、少し目の赤いシノブ。
「だね。あたし、電車で爆睡してきたよ。…ところでユウは?」
やっぱりあたしは、ユウのことを気にしてしまう。


