高明くんがタバコの火を消し、喫煙所から出て来た。
「お待たせ。行くか。」
そう言うと由紀と二人で歩き始めた。
あたしは二人の後ろを着いていく。
大学から駅までの道のりは、歩道が狭いので3人並んで歩くのは難しい。
二人と一人になるのは仕方ないことなのだか、どうも納得できない。
二人は相変わらず会話が弾んで楽しそう。
本当にあたしが着いていく意味なんてないような気がする。
ファミレスに入ってもこの状況は変わらなかった。
二人の楽しそうな会話。
知らない話題に入り込めるわけもなくただ相槌しているだけだった。


