「え……なんで」

「…ダメ?」



渋る蒼羽。

だけど彼自身、私への愛に溺れているようで…



「明里にだけ…特別だよ」



そう言って、私を包み込んでくれる。



「蒼羽、ありがとう!」

「…晴れには叶わないもんね」



「なんか言った?」

「ううん、」




何でもないよ――




そう言って、彼は笑顔でキスを落とす。

そしてまた、2人の物語が始まっていく。





これは、私と蒼羽の物語。


スキがない総長に大胆に溺愛された、


私の恋の物語。






【 スキがない総長の大胆な溺愛 】


< END >






※第3回ピックアップチャレンジ特集『出会い×隣の席』に蒼羽目線で短編(完結済み)を載せております


▹▸『スキがない総長に隙が生まれた日』