「おい夜野がタイマンでケンカしてるってよ!」
「おー誰は相手なんだよ?」
「知らねぇ。でも見に行くしかねぇだろ!場所は――」
「!!」
蒼羽!!
アーケード街を走り抜けていく不良たち。
その声は、オープンテラスにいた私たちの耳に簡単に届いた。
「ねぇ、明里ちゃん…夜野って、」
不良の後ろ姿を追っていた美月さんが、喋りながら私に振り向いた時。
私の姿は、もうそこにはなかった――
◇
私が美月さんの前から姿を消した頃。
広い廃墟の中で、二人は向かい合っていた。
「わざわざ休日に悪いな」
そう言ったのは、優利。
そして向かい合っているのは…
優利の言葉に頷いた、蒼羽。
「教室にいる俺をわざわざ呼び出してまで交わした約束だからね。守るよ」
「おー誰は相手なんだよ?」
「知らねぇ。でも見に行くしかねぇだろ!場所は――」
「!!」
蒼羽!!
アーケード街を走り抜けていく不良たち。
その声は、オープンテラスにいた私たちの耳に簡単に届いた。
「ねぇ、明里ちゃん…夜野って、」
不良の後ろ姿を追っていた美月さんが、喋りながら私に振り向いた時。
私の姿は、もうそこにはなかった――
◇
私が美月さんの前から姿を消した頃。
広い廃墟の中で、二人は向かい合っていた。
「わざわざ休日に悪いな」
そう言ったのは、優利。
そして向かい合っているのは…
優利の言葉に頷いた、蒼羽。
「教室にいる俺をわざわざ呼び出してまで交わした約束だからね。守るよ」



