僕らは消えゆく
 この世界の小さな欠片

 星の数ほどの煌めきの中

 どれだけのひとたちが織姫と彦星のように
 たったひとつの運命と巡り会えるのだろう

 僕らは名もない欠片

 流れる星の煌めきは
 誰に知られることもなく
 悲劇に出会い

 消えていく