私は女子校に通う女の子！ずっと王子様みたいな男の子と運命の出会いをするのを夢見ていた____。
ある日の帰り道、階段から私は滑り落ちてしまったのだが、その先にいた人を下敷きにしてしまった。私は彼の心配をし声をかける。「だ、大丈夫ですか！？本当にごめんなさい！」「うるせーな、早く俺から降りろよ」その言葉に私は固まってしまった。何も言えずに固まる私に「黙ってねーでなんか言えよ。どう責任とってくれる？まあ、俺の世話係が妥当か。」とどんどん話を進めていく彼。そして男の人に面識のない私は、理想とあまりにもはなれている彼のお世話係をすることになってしまった。「とりあえず俺の家とりあえず来い。」と私の腕を引っ張られるが必死に振り払い、「ほんとに最低ですね、男の人ってもっと優しくて王子様みたいな感じじゃないんですか！？」と言い放った私に、「は？お前何夢見てんの？そんな男いねーだろ」と嘲笑う彼。ムカついた私は必死に対抗しようとするが、彼はドSな上に強引でそんなの気にもとめなかった。「何怖い顔してるんだよ、俺の世話係になれたんだぞ？感謝しろよ、行くぞ」と言い、もう一度私の腕をとり、無理やり家に連れてかれてしまった。