高橋さんは、何事もなかったように靴を脱いで部屋に入っていってしまった。
「あれ? 反応ゼロ? おかしいなあ……」
明良さん?
明良さんは、私から離れるとそう言って首を傾げた。
「ちょっと、試してみたんだけどね」
「明良さん……」
「さあ、あがって。お腹空いてない?」
「減り過ぎた」
すると、奥で高橋さんの声が聞こえた。
「お前に聞いてないって。俺は、陽子ちゃんに聞いてんの。はい。スリッパ、これね」
「ありがとうございます。すみません。突然、私までお邪魔してしまって……」
「No problem。陽子ちゃんだったら、大歓迎」
「こっちは、大いにProblemだぞ」
高橋さんが、そう言いながら姿を見せた。
「だから、貴博の腹時計に合わせてるわけじゃないんだって。お前は、いつも俺の家に来ると、腹減った、腹減ったって、それ以外の言葉はないんかい?」
「ない」
あまりにも、あっさりした返事に、明良さんが背中を仰け反らせている。
相変わらず、本当に高橋さんと明良さんは仲が良いのがよく分かる。何だかいいな。
「陽子ちゃん。ちょっと、手伝ってくれる?」
「はい。何でしょうか」
「うん。これから、また春巻き作るから」
「あっ。前に作って下さった、あれですか?」
前に明良さんが作ってくれた、あの春巻き美味しかったな。
「今日は、また違う春巻き。勿論、直ぐ出来る簡単なやつだから。駄馬が煩いから、早くご飯にしよう」
だ、駄馬って……。
「あれ? 反応ゼロ? おかしいなあ……」
明良さん?
明良さんは、私から離れるとそう言って首を傾げた。
「ちょっと、試してみたんだけどね」
「明良さん……」
「さあ、あがって。お腹空いてない?」
「減り過ぎた」
すると、奥で高橋さんの声が聞こえた。
「お前に聞いてないって。俺は、陽子ちゃんに聞いてんの。はい。スリッパ、これね」
「ありがとうございます。すみません。突然、私までお邪魔してしまって……」
「No problem。陽子ちゃんだったら、大歓迎」
「こっちは、大いにProblemだぞ」
高橋さんが、そう言いながら姿を見せた。
「だから、貴博の腹時計に合わせてるわけじゃないんだって。お前は、いつも俺の家に来ると、腹減った、腹減ったって、それ以外の言葉はないんかい?」
「ない」
あまりにも、あっさりした返事に、明良さんが背中を仰け反らせている。
相変わらず、本当に高橋さんと明良さんは仲が良いのがよく分かる。何だかいいな。
「陽子ちゃん。ちょっと、手伝ってくれる?」
「はい。何でしょうか」
「うん。これから、また春巻き作るから」
「あっ。前に作って下さった、あれですか?」
前に明良さんが作ってくれた、あの春巻き美味しかったな。
「今日は、また違う春巻き。勿論、直ぐ出来る簡単なやつだから。駄馬が煩いから、早くご飯にしよう」
だ、駄馬って……。

