「だって、こんなに人がたくさん居るのに、どうやって相手を捜すの?」
「そうですね。でも、何となく分かるんじゃないですか?」
何となくって、高橋さんでも、そういうアバウトな言い方するんだ。
「高橋? もしかして、此処で待ち合わせしたことないんじゃない?」
「ハハッ……さあ、どうでしょう?」
高橋さんとケイティさんの会話は、とても楽しそう。これだったら、私は居なくても良かったんじゃ……。
「陽子。渋谷で有名なショップに連れて行って」
有名なショップ?
「すみません。有名なショップというのは、何のショップでしょうか?」
「もちろん、ファッションよ。私と同い年ぐらいの、日本の女の子が着るような服が欲しい」
ケイティさんと同い年の女の子が着る服……って、ケイティさんは何歳なんだろう? 25歳ぐらいかな? どうしよう。歳が分からないと、応えようがない。
困って高橋さんの方を見ると、高橋さんは黙って私を見ているだけで何も応えてはくれなかった。
外国の人に歳を聞くのって、失礼に当たらないのかな? 何となく、聞いたらいけないような気がして、聞くに聞けない。
「ああ、陽子。私、今19歳だから」
19歳!
み、見えない。どう見ても、私より年上に見えたのに。19歳ってことは、まだ学生?
「そ、そうですか。じゃあ、そのぐらいの年齢の方が行かれるお店をご案内しますね」
「うん。ありがとう」
エッ……。
いきなり、ケイティさんに腕を組まれた。
思わず振り解きそうになったが、グッと堪えていると、ケイティさんが微笑みをこちらに向けていた。
「陽子。笑って、笑って。何で、笑わないの? 高橋。陽子、何で笑わないの?」
「……」
「そうですね。でも、何となく分かるんじゃないですか?」
何となくって、高橋さんでも、そういうアバウトな言い方するんだ。
「高橋? もしかして、此処で待ち合わせしたことないんじゃない?」
「ハハッ……さあ、どうでしょう?」
高橋さんとケイティさんの会話は、とても楽しそう。これだったら、私は居なくても良かったんじゃ……。
「陽子。渋谷で有名なショップに連れて行って」
有名なショップ?
「すみません。有名なショップというのは、何のショップでしょうか?」
「もちろん、ファッションよ。私と同い年ぐらいの、日本の女の子が着るような服が欲しい」
ケイティさんと同い年の女の子が着る服……って、ケイティさんは何歳なんだろう? 25歳ぐらいかな? どうしよう。歳が分からないと、応えようがない。
困って高橋さんの方を見ると、高橋さんは黙って私を見ているだけで何も応えてはくれなかった。
外国の人に歳を聞くのって、失礼に当たらないのかな? 何となく、聞いたらいけないような気がして、聞くに聞けない。
「ああ、陽子。私、今19歳だから」
19歳!
み、見えない。どう見ても、私より年上に見えたのに。19歳ってことは、まだ学生?
「そ、そうですか。じゃあ、そのぐらいの年齢の方が行かれるお店をご案内しますね」
「うん。ありがとう」
エッ……。
いきなり、ケイティさんに腕を組まれた。
思わず振り解きそうになったが、グッと堪えていると、ケイティさんが微笑みをこちらに向けていた。
「陽子。笑って、笑って。何で、笑わないの? 高橋。陽子、何で笑わないの?」
「……」

