うっ。
そ、それを言われると……。
「あ、あの……私、朝ご飯の支度をしてきますから、高橋さんはまだ寝てて下さい」
恥ずかしいから早く部屋から出て行きたかったので、勢いよく布団を捲って起きあがった。
「おい。お前、急に布団捲るなよ。寒いだろう?」
高橋さんは、半袖の白いTシャツ姿だったので、急に私が布団を捲ったものだから寒かったらしい。
「あっ。ごめんなさい」
慌てて布団を掛け直そうとして、焦っていて勢い余って思いっきり高橋さんの顔より上に布団がいってしまい、そのせいで布団の中に高橋さんがすっぽり隠れてしまった。
「今度は、何だよ」
布団の中から声が聞こえて、高橋さんが布団を捲って上半身を出した。
「お前、わざとやっただろ?」
「や、やってないですよ。ちょっと勢いがつき過ぎちゃって、キャッ……」
起きあがった私を高橋さんが引っ張ると、布団の中に引き込まれて頭からすっぽり布団を掛けられてしまい、高橋さんと同じように私も布団を捲って顔を出した。
エッ……。
すると真上で高橋さんが、私の両肩を挟むようにして両手を突いていた。
な、何?
そして、左人差し指を立てて顔に近づけると、私の鼻をツンツンと人差し指で軽く叩いた。
「子供みたいな寝顔だったぞ」
「えっ?」
「さて、そろそろ起きるか」
高橋さんは、そのままベッドから降りて寝室から出て行くと、私のバッグを持って戻ってきた。
「此処に、置いておくぞ」
「あっ、すみません。ありがとうございます」
高橋さんは、私が言い終える前に部屋のドアを閉めてしまった。
子供みたいな寝顔って、高橋さん……えっ?
嘘。
もしかして……。それって、高橋さんに寝顔を見られてしまったってこと?
うわっ。
は、恥ずかしい。
『子供みたいな寝顔だったぞ』
どうしよう。
高橋さんの言葉を思い出して、胸がキュンとなってしまう。
でも、それって……また子供扱いされたってこと?
ちょっと、高橋さん?
意味もなく頬を膨らませながら、先ほど高橋さんが出て行ったドアを横目で見たが、あのドアの向こう側に高橋さんが居ると思ったら、また緊張して両手で口を押さえてしまった。
こんなところを高橋さんに見られたら、それこそ子供扱いされてしまう。急いで、着替えなくちゃ。
着替えて洗顔と歯磨きを終え、顔の突貫工事を済ませてリビングに向かうと、高橋さんが 煙草を吸いながら新聞を読んでいた。
そ、それを言われると……。
「あ、あの……私、朝ご飯の支度をしてきますから、高橋さんはまだ寝てて下さい」
恥ずかしいから早く部屋から出て行きたかったので、勢いよく布団を捲って起きあがった。
「おい。お前、急に布団捲るなよ。寒いだろう?」
高橋さんは、半袖の白いTシャツ姿だったので、急に私が布団を捲ったものだから寒かったらしい。
「あっ。ごめんなさい」
慌てて布団を掛け直そうとして、焦っていて勢い余って思いっきり高橋さんの顔より上に布団がいってしまい、そのせいで布団の中に高橋さんがすっぽり隠れてしまった。
「今度は、何だよ」
布団の中から声が聞こえて、高橋さんが布団を捲って上半身を出した。
「お前、わざとやっただろ?」
「や、やってないですよ。ちょっと勢いがつき過ぎちゃって、キャッ……」
起きあがった私を高橋さんが引っ張ると、布団の中に引き込まれて頭からすっぽり布団を掛けられてしまい、高橋さんと同じように私も布団を捲って顔を出した。
エッ……。
すると真上で高橋さんが、私の両肩を挟むようにして両手を突いていた。
な、何?
そして、左人差し指を立てて顔に近づけると、私の鼻をツンツンと人差し指で軽く叩いた。
「子供みたいな寝顔だったぞ」
「えっ?」
「さて、そろそろ起きるか」
高橋さんは、そのままベッドから降りて寝室から出て行くと、私のバッグを持って戻ってきた。
「此処に、置いておくぞ」
「あっ、すみません。ありがとうございます」
高橋さんは、私が言い終える前に部屋のドアを閉めてしまった。
子供みたいな寝顔って、高橋さん……えっ?
嘘。
もしかして……。それって、高橋さんに寝顔を見られてしまったってこと?
うわっ。
は、恥ずかしい。
『子供みたいな寝顔だったぞ』
どうしよう。
高橋さんの言葉を思い出して、胸がキュンとなってしまう。
でも、それって……また子供扱いされたってこと?
ちょっと、高橋さん?
意味もなく頬を膨らませながら、先ほど高橋さんが出て行ったドアを横目で見たが、あのドアの向こう側に高橋さんが居ると思ったら、また緊張して両手で口を押さえてしまった。
こんなところを高橋さんに見られたら、それこそ子供扱いされてしまう。急いで、着替えなくちゃ。
着替えて洗顔と歯磨きを終え、顔の突貫工事を済ませてリビングに向かうと、高橋さんが 煙草を吸いながら新聞を読んでいた。

