別冊・ダブルブルー

「…その、遊びに行く相手って、…お、オトコ…?」


「……へ…?!」


青さんからの突然のそんな質問に、今度は鳩豆なのは私の、ほう。


「…あ、青さんもしかしてなんか、心配してま、す…?」


「違う違う違う違う!心配はしてない!1ミクロンも!蒼ちゃんのこと、ココロの底から信じてるし、蒼ちゃん、オレのことが死ぬほど好きでしょ?」


…だから、違くて…


煮え切らなそうな表情でうつむいてしまった、青さん。


「…え、じゃあ、なんで…?」


「…えぇい、うるさい!うるさいッ!」


言いながら、私の鼻先を人差し指と親指で、きゅっと摘まんだ青さん。


「…きゃっ?!青さん!青さん!!やめてー!お化粧剥げちゃう!!」


そんな、私の悲鳴にも、


「構うもんかー!!」


今度は、私の頬をつねる。


「ちょっと、青さんッ!?」