エッ……。
高橋さんが、黙ったまま座っている私をそっと抱きしめた。
「本当に、ごめんなさい。私……」
すると、先ほどより高橋さんの私を抱きしめる力が少し強くなった気がした。
そして、高橋さんが私の両肩を持ち、少しだけ密着していた身体を離すと、左手で私の右頬を静かに包み込んだ。
「まったく……。心配掛けやがって」
「ごめんなさい……」
止めどもなく、涙が頬を伝う。
やっぱり高橋さんの前では、感情をコントロールできなくなってしまう。
溢れる涙を、高橋さんが拭ってくれた。
謝ることができたのに、高橋さんを信じなかった自分が悔しくて、悲しさと切なさで高橋さんの顔をまともに見られなくて目を瞑ると、また涙が溢れた。
「もう、泣くな」
とめどもなく頬を伝って溢れる涙の筋を、高橋さんの人差し指が優しく辿っている。
そして、気づくと高橋さんの両手が、いつの間にか私の両頬をそっと静かに包み込んでいた。
「罰!」
エッ……。
まさか?
もしかして……キス……される?
高橋さんの吐息が凄く近くで感じられて、自然と目を瞑ってしまっていた。
高橋さんは、まだ流れているであろう、私の涙を親指で拭ってくれている。その動作に敏感に反応してしまっていたが、その後、高橋さんは私の両頬をそっと両手で包み込んだ。
けれど、黙ったまま何も言わないし、それ以上、動くこともない。
罰って、何?
何で高橋さんは、黙ったまま何も言ってくれないの? 凄く……とてもそれが長く感じられる。
もしかして、高橋さんがどうかしたのかと思って、静かにゆっくり目を開けると、高橋さんは空を見上げてはいるものの、目を閉じていた。
「高橋……さん?」
「ん?」
高橋さんが、黙ったまま座っている私をそっと抱きしめた。
「本当に、ごめんなさい。私……」
すると、先ほどより高橋さんの私を抱きしめる力が少し強くなった気がした。
そして、高橋さんが私の両肩を持ち、少しだけ密着していた身体を離すと、左手で私の右頬を静かに包み込んだ。
「まったく……。心配掛けやがって」
「ごめんなさい……」
止めどもなく、涙が頬を伝う。
やっぱり高橋さんの前では、感情をコントロールできなくなってしまう。
溢れる涙を、高橋さんが拭ってくれた。
謝ることができたのに、高橋さんを信じなかった自分が悔しくて、悲しさと切なさで高橋さんの顔をまともに見られなくて目を瞑ると、また涙が溢れた。
「もう、泣くな」
とめどもなく頬を伝って溢れる涙の筋を、高橋さんの人差し指が優しく辿っている。
そして、気づくと高橋さんの両手が、いつの間にか私の両頬をそっと静かに包み込んでいた。
「罰!」
エッ……。
まさか?
もしかして……キス……される?
高橋さんの吐息が凄く近くで感じられて、自然と目を瞑ってしまっていた。
高橋さんは、まだ流れているであろう、私の涙を親指で拭ってくれている。その動作に敏感に反応してしまっていたが、その後、高橋さんは私の両頬をそっと両手で包み込んだ。
けれど、黙ったまま何も言わないし、それ以上、動くこともない。
罰って、何?
何で高橋さんは、黙ったまま何も言ってくれないの? 凄く……とてもそれが長く感じられる。
もしかして、高橋さんがどうかしたのかと思って、静かにゆっくり目を開けると、高橋さんは空を見上げてはいるものの、目を閉じていた。
「高橋……さん?」
「ん?」

