最強総長の愛するボディガード



そうして蒼凰さん、エレベーターに乗っていった。
私たちは二人きりになる。



「彰人……私ね、彰人が私のことを好きになってくれて嬉しかったよ……っ」



女性にトラウマのある彰人が、私と話してくれるようになって、スイーツをくれるようになって……
毎日アジトに行くのが楽しみになったよ。



「でも……」



傲慢な私は、彰人ではなく蒼凰さんのことを好きになってしまったから。
だからね、彰人……



「彰人とは付き合えません……ごめんなさい……っ」



こんなにも優しい人を振ってしまうなんて、私はなんて罪深いんだろう。
そう思うのに、彰人はやっぱり優しいから、そんな私を責めたりなんてしない。



「謝ることないだろ?じゃあ心羽は、蒼凰を選んだことを後悔してるのか?」



私は強く首を横に振る。