「信じられない」を、「真実の愛」に変えてくれたキミへ


「こ、これって……!」



脳がぐらりと揺れたような感覚。


わたしは、もう一度目をこすって確かめた。


……京ちゃんだ。
人違いなんかじゃない。


わたしの知っている、京ちゃんだ。


でも、やっていることがわたしの知っている京ちゃんじゃない。


京ちゃんが、他の女の子にこんなことするだなんて……!