俺はそのまま彼女に顔を近付けた。



ーグイッー



「…ご…ごめんなさい…あの…ちょっとビックリしちゃって…」


彼女は俺の胸を両手で抑えて少し体を離した。


ー俺…何やってんやろ…ー

「…ごめんな。でも少しだけこおしててイイ?」

と彼女を抱き寄せた。


「…昨日始めて会っただけやけど…多分…一目惚れやと思うねん。…アイちゃんの事もっと知りたい…」


と素直に言った。