「"どこで何してるん?"って電話を期待してた…。でも1回も掛かって来ぇへんかった…」

俺の言葉に驚くだけの美咲。

「どういう事?」

俯いた俺の頬を涙が伝っていた。

「不安やってん。美咲が浮気した理由も…。出来心での浮気か…あいつを好きになって浮気したんかとか…」

俺は弱々しく話した。

「だから色使ったん?」

「はは…でも俺がお前を好きなんがバレて…すぐ切れたよ。」