「俺の客の事と…カナの事って…?」


美咲は俯き泣きながら話してくれた…。


客とは、淳の事だと言う。


淳は俺にバレない様に、美咲に会いに行き、文句を言ったりしていた様だ。

カナも淳もよくウチの店に来ていて、そこから仲良くなったと考えられる。


カナは自分が色カノだと気付いた様で、俺に紹介した美咲が俺の彼女になった事が気に入らないらしい。


そこで淳とカナがグルになって…。


「ごめんな…。」


泣きながら黙って首を横に振る美咲。