緊張する……。

心臓がバクバクしている。

バクバクしすぎて心臓がどこかに飛んでいきそうなくらい。

ピンポーン

「はーい……」

「あ、ごめんね。寝てた?」

「……」

ドアを開けて出てきた佳月は私の姿を見て固まる。