教室に戻ると私以外はみんな帰っていた ガラガラ 教室のドアが開きドアの方を見ると松葉杖をついた中川くんが立っていた 「中川くん…どうしたの?」 「あ、忘れ物して」 「取ろうか?何忘れたの?」 「あ、いいよ。自分で…」 松葉杖が机の足に引っかかって中川くんの体が傾いた 「あ、危な…」 支えようと駆け寄ったが、体格の良い男子を私が支えられるわけもなく、中川くんに押し倒される体勢になった