愛の行き先



私が黙っているとチャイムがなった



スマホを見ると5時間目の授業が終わっていた



「え!あ、ごめん。私のせいで涼介くんまで…」



「僕はいいんですよ。由奈さんの寝顔見れたし」


「でも…」


「今日は5時間目までですよね?一緒に帰りましょ?」


「それは…」


「沙羅さんはいないし、いいですよね?」


「あ…えっと…」


「帰りましょ!教室に迎えに行くので待っててくださいね」


「あ…」


私の返事を聞く前に涼介くんは去っていった