「俺と、付き合ってくれないか?」


黄昏時、誰もいない教室でそっと優しく告げられた。


今まで、一度も言われたことのない言葉。


その相手は、学年で一番イケメンと謳われる美男子、神白優馬である。


もちろん、私もその虜の一人。


答えは悩むことのない“よろしくお願いします”

であった。