「ただいまー...」


ん?

この靴...。


ダッダッダッ...

ガチャッ


「パパーっ!!」


あたしはパパに抱きついた。


「おぉ、凛...」

「ねぇいつまで居るの!」

「しばらくは居るよ」

「やったぁ」

「ママのパパですー」


そう言ってママはパパの腕を引っ張る。

らぶらぶなんだよなぁ。


「もうそろそろ園バス来る頃かな」


そう言ってパパは立ち上がった。

柊喜ぶだろうなぁ。