「付き合うってどういうことかわかってる...?」


あたしは聞いてみた。


「はい!」


この可愛さにやられそう...。


「でもまだ名前すら知らないし...どうしてあたしがここの生徒だって分かったの?」

「僕の名前は仁です!お姉さん昨日も制服着てたじゃないですか。僕の学校そこですし」


仁くんはあたしの高校の真ん前の中学校を指した。


「あたしの名前は凛。まずお友達でいい...?」

「はい!一緒に帰ってもいいですか?」

「いいけど...」


こうしてあたし達は一緒に帰ることに。