生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~

まさか、そうくるとは思っておらず、さくらは、咄嗟(とっさ)に

「た、単純に直接お礼が言いたくて。」

と言って誤魔化した。

「香山の気持ちは分かるけど、本人が、証言したことを周りに知られるのをすごく嫌がっててね。だから申し訳ないんだけど、教えられないのよ。」

と言った。

「・・・そうですか。」

と、さくらががっかりした声で言うと、保健の先生は、

「私の方から、香山の気持ちは伝えておくから。」

と、優しく言った。

さくらは、あきらめて保健室を後にした。


さくらは、昼休みに最後の望みをかけることにした。

昨日と同じく、あの現場で、事故があった日と同じ時間帯に、再び、ボブとツインテールの女子二人組が通るのを待った。