4日目(土)の夜
さくらの部屋
さくらは、ベッドの上にあおむけに寝転がると、真一が取ってくれたぬいぐるみを両手で自分の身体の上に持ち上げ、
じっと見つめていた。
今日半日、真一と過ごした時間を思い出していた。
『楽しかったな・・・久々に笑ったかも・・・。
無駄にかっこよすぎて、周りの視線を集めてたことに本人は全然気づいてなかったし。』
さくらは、今日の真一を思い出し、ぷっと吹き出した。
『意外とかわいとこあるのよね・・・。そういえば私、真一と手を繋いで歩いたんだよね・・・。』
さくらはぬいぐるみ置き、今度は真一と繋いだ手を見つめていた。
『まるでデートじゃん。私、けっこう酷いこと言ったのに、死神のくせに今日の真一は優しかったな・・・。』
と、色々と思い返していた。
『嫌われてなければいいけど・・・。』
『いやいやいや、なに言ってんだ?私!』
さくらは自分で突っ込みながら、今日一日をうれしそうに振り返っていた。
