いつもよりドスのきいた声を出した、まこ先生。 7人は黙って下を向きながら、まこ先生について行った。 先生と彼らがいなくなった後も、クラスのざわつきは止まらなかった。 私だけは、クラスの人達みたいに悲鳴を出すことができなかった。 ただ呆然と、さっきの出来事を思い返した。 ***