「了解です」

私は、今は亡きお母さんの弟のたつみさんと暗闇の中、黒いローブを着て、大鎌をもつ。

たつみさんはそんな私を見て苦笑する。

「志保ちゃん、女子高校生なんだしせめて大人になるまではこんなことしなくていいんだぞ?」

「いえ、これは私の使命なので」

「……そっか、でも辛くなったらやめていいからな?俺一人でもなんとかなるだろうし」

「ご心配ありがとうございます。では、行ってきます」

私は骸骨の仮面をかぶって歩き出す。