平凡で変わらない毎日が崩壊し始めました。


 

「う、ううん。」

「別に嫌じゃないですよ。お母さんと葵が一緒に住むって言うなら私は別に一緒に住むことも高校受験するのもいいですよ。」

 男の子は苦手だけど、三兄弟も優樹さんも優しそうだし。

 高校は特別行きたいところなんでなかったし。

「俺も別にいいですよ。と言うか寮生活がなかなか不便で通学になる方が嬉しいです。」

「私も一緒に生活できるなら嬉しい。
 でも、美雷くんとかは平気?」

 お母さんも葵も問題なさそう。
 
 だけど、確かに一緒に住むってなると、優樹さんのお家にお邪魔するわけだし………

 三兄弟にも迷惑がかかるしね。

「僕は構いませんよ。」

「僕も!!」

「どうでもいい………」

 空桜くんのは承諾、かは怪しいけど問題はなさそう。